ゲーマーのゲームにのめり込む姿勢というか、3次元の空間推論能力の高さというか、こんな形で役に立つ日がやって来たのですね! なんと、オンラインに集うゲーマー達が、科学者が10年かけても解析できなかったヒト免疫不全ウイルス(HIV)様ウイルスの酵素の構造をたったの3週間で解析しちゃったそうですよ。
世界中のPS3やPCなどの余力パワーを利用して、スゴく計算に時間がかかるタンパク質の解析を行うプロジェクトとしてFolding@homeが有名ですが、こちらはそれを人間がやるようなイメージなんでしょうかね。今回、「Foldit」という2008年にワシントン大学が開発したアミノ酸の束を立体化するゲームが利用されたそうですよ。このゲーム上は、タンパク質の構成要素であるアミノ酸の鎖を誰が一番早く展開することができるのかを競うそうです。「Foidit」がどんなゲームなのかは、以下の動画をご覧下さい。
それにしても、ゲーマーが未解決だった科学的な問題を解決するという快挙を成し遂げてしまったことは、ゲームに対する見方もちょっと変わってしまうかも知れないですよね。また、これを機に研究者達がゲーマーをターゲットにした「Foldit」のようなゲームを沢山作る可能性もありますよ。
これまでは、ゲームで自分の名前が世に知れ渡ることなんて、ほんの一握りのプロゲーマーだけだったのでしょうけど、ゲームで有名になりたい人は「Foldit」のようなゲームにチャレンジする方が案外早かったりするかもしれませんね。
ゲーム愛好者らが酵素の構造を解析、米研究[AFPBB News] Gamers Crack Code That Could Lead to New AIDS Treatments[GIZMODO] [Foldit]
(KENTA)